Linux講座にようこそ。このページは「C言語プログラミング入門 - 第14章.ライブラリ関数 - 日付および時間ライブラリ」です。

C言語プログラミング入門

14. ライブラリ関数(23/36) - 日付および時間ライブラリ(1/3)

日付および時間ライブラリで取り扱う基本となる日時情報には、次の2種類があります。

ここで説明する関数は次の通りです。なお、ヘッダファイルとしてはtime.hが必要です。

【表14-5-1】 日付および時間関数一覧
区分関数名機能概要
日時の取得・変換time()紀元からの経過秒数を取得します。
localtime()紀元からの経過秒数を日時構造体に変換します。日時はローカル標準時になります。
gmtime()紀元からの経過秒数を日時構造体に変換します。日時は協定世界時(UTC)になります。
mktime()日時構造体を紀元からの経過秒数に変換します。
日時を文字形式に変換ctime()紀元からの経過秒数を文字形式の日時に変換します。
asctime()日時構造体から文字形式の日時に変換します。
strftime()日時構造体を書式に従い編集します。
その他clock()CPU使用時間の近似値を取得します。
difftime()2つの時刻から経過時間を算出します。