Linux講座にようこそ。このページは「C言語プログラミング入門 - 第14章.ライブラリ関数 - 日付および時間ライブラリ」です。
日付および時間ライブラリで取り扱う基本となる日時情報には、次の2種類があります。
ここで説明する関数は次の通りです。なお、ヘッダファイルとしてはtime.hが必要です。
区分 | 関数名 | 機能概要 |
---|---|---|
日時の取得・変換 | time() | 紀元からの経過秒数を取得します。 |
localtime() | 紀元からの経過秒数を日時構造体に変換します。日時はローカル標準時になります。 | |
gmtime() | 紀元からの経過秒数を日時構造体に変換します。日時は協定世界時(UTC)になります。 | |
mktime() | 日時構造体を紀元からの経過秒数に変換します。 | |
日時を文字形式に変換 | ctime() | 紀元からの経過秒数を文字形式の日時に変換します。 |
asctime() | 日時構造体から文字形式の日時に変換します。 | |
strftime() | 日時構造体を書式に従い編集します。 | |
その他 | clock() | CPU使用時間の近似値を取得します。 |
difftime() | 2つの時刻から経過時間を算出します。 |